いつの時代においても子どもの教育というのは、親にとって自分のこと以上にはるかに大切で気になる部分であると言えます。現代の日本を考える時に、共働きの家庭やひとり親家庭の増加に伴い、親自身に時間的体力的余裕もなくなっています。ですから、学童の重要性は以前よりもはるかに高まっていると言えるでしょう。
安心して子どもが過ごせることは最も基本的なことですし、さらに長時間過ごすわけですから、そこでの時間をどのように生かせるのかということは、とても重要なことではないでしょうか。放課後はもちろんのこと、夏休み等の長期休暇などはさらに長い時間を過ごします。
ですから、その期間に宿題に加えて、様々な勉強ができるならばお父さん、お母さんたちも安心です。しかしながら、実際にそのような学童保育があるでしょうか。
学童保育所で、どのような学習指導が行われるのか
学童保育所において、実際になされている内容について調べてみると、私たちの想像以上に学童での基礎学習、あるいは発展的学習が充実していることを知り、驚かされます。学校の宿題や、教科書レベルの内容に終始することなく、中学受験に向けた基礎学力を養う内容が毎日のスケジュールの中にしっかりと組まれているのです。
学校の授業を補う補講レベルではなく、1学年上の内容までも取り入れて、先取り学習を実施しているというのは、親としては本当にありがたいことです。さらには、しばしば英語教育もなされるということですので、学習塾にも負けていません。
それらは単なる知識を覚えさせていく学習指導ではなく、論理的思考を養っていくという長期的な学習指導方針ですから、中学受験に向けてとても有益な準備ができると言えるでしょう。
知的学習だけでなく、情操教育も
人間の成長には、知的学習が何よりも重要といわれることもありますが、子どもたちにとっては感性を豊かに磨く情操教育も非常に重要であることは言うまでもありません。学童保育所において、そんなことまでしっかり対応できるのかと思われるでしょうか。
実は、それができるのです。一流の講師陣による様々な体験学習をすることができ、しかも四季折々の野外活動など、子どもたちが楽しく色々な経験ができるように考えられているのです。春や秋には、日帰りツアーが行われたり、夏、冬には宿泊行事もあったりするなど、一年を通しての体験学習があります。